【ポケモン剣盾】リベロ エースバーン 調整/育成論(考察)
剣盾当初からエースバーンの隠れ特性がリベロ(ゲッコウガのへんげんじざいと同効果)であることは判明していましたが解禁されることはありませんでした。ゲッコウガが猛威を奮ったこともあり解禁されれば間違いなく環境入りすると当初から言われていました。そして、6/2 22:00に突然解禁されて、既に対戦環境入りしてその強さから環境に多大な影響を及ぼしています。
エースバーン@いのちのたま
特性:リベロ
性格:ようき
種族値:80-116-75-65-75-119
努力値:h4 a252 s252
実数値:156-168-95-x-95-188
技構成:かえんボール/とびひざげり/とびはねる/ふいうち
入替候補:とんぼがえり、アイアンヘッド、エレキボール、しねんのずつき、ダストシュート、ビルドアップ、みがわり、カウンター、フェイントなど…
【調整】
AS振り:高速アタッカーの役割を果たすならAS極振りが無難だと思います。
Bに228振ると、陽気エースバーンの珠飛び膝蹴りを確定で耐えます。
Dに252振ると、臆病トゲキッスの珠ダイジェットを確定で耐えます。
Sに補正をかけない場合、60振りでS147(準速95族:ヒヒダルマなど)になるのでこれが最低ラインかと思います。
※今後、DLCでポリゴンが登場する場合は、ダウンロードを考慮して余りのh振りをdに振ったほうが良いです。
【概要】
基本的な役割は高速アタッカーになると思います。その他、アーマーガア(ボーマンダ)のような残飯ビルド身代わり型やダイマエース兼バトンタッチ搭載型なども面白いと思います。
使用率の高いズキュントス(ドリュウズ、ミミッキュ、カビゴン、ドラパルト、トゲキッス)に強い(対面で勝てる可能性が高い)です。
性格は、アイアントやミラーを意識する場合は陽気、カビゴンやトゲキッスを意識する場合は意地っ張りが良いと思います。
A168(陽気)の珠とびひざ→HB特化カビゴン⇒乱数1(62.5%)
A184(意地)の珠とびひざ⇒確定1(103.4~121.7%)
しかし、現在のカビゴンはたべのこしを持ったあくびまもる型が多いので安直にとびひざを打つと守るで透かされる可能性があるので注意。
各種持ち物へのイメージ
命、帯→技の打ち分けによる汎用性が高く、ダイマエースにもなれる
襷→先発要員、対面性能がかなり高い
ハチマキ→並みのポケモン(エースバーンより遅くて火炎ボールと飛び膝蹴りが等倍以上で入る)は破壊されて半減でも負担がかかる
※A184(意地)+1で無振りトゲキッスが確定1
スカーフ→一致とんぼがえりが強くゲッコウガを彷彿とさせる
こだわり系は不意打ちもしくは飛び跳ねるを採用するか悩ましい
ラム→リベロのため鬼火が効くことへのケアやビルドアップと併せてカバルドンを起点にできる
各種技
・かえんボール:PPと命中に若干難があるものの高威力で連発できる、キョダイマックス時にはさらに高威力で「かたやぶり」の効果がつくため対ミミッキュ性能は上がりますが、ダイバーンによる晴れも強力なためどちらが良いか悩ましいです
・とびひざげり:カビゴンやサザンドラ・バンギラス、ラプラスやロトム系への高打点
・ふいうち:ほぼドラパルトピンポイントですが、襷持ちへの対面性能も上がります
・とびはねる:ダイジェットの元技
・とんぼがえり:ダイマをしない場合は有力候補ですが、ダイマで打っても強いです
・アイアンヘッド:フェアリータイプへの打点、ダイマ時にはBも上がります、鋼タイプの耐性も優秀です
・しねんのずつき:ドヒドイデピンポイント、サイコフィールド
A168の珠ダイサイコ→HB特化ドヒドイデ⇒乱数1(50%)
・エレキボール:ダイサンダーギャラドスを倒せます、こちらが最速であればドヒドイデに対して(基本的に)威力120になります
C76(下降補正無振り)の珠ダイサンダー→無振りギャラドス⇒乱数1(87.5%)
→H252ドヒドイデ⇒確定2(58~69.4%)
C85(無振り)の珠ダイサンダー→無振りギャラドス⇒確定1(107.1~128.2%)
→H252ドヒドイデ⇒確定2(64.3~76.4%)
・みがわり:あくびなどの状態異常を透かせる、有利対面時の安定行動になりやすいです。また、ノーマルタイプになることでゴースト技を透かせます。
・ダストシュート:フェアリータイプへの打点です。アイアンヘッドと異なる点はミミッキュに対して弱点を突けなくなりますが、アシレーヌに対して弱点を突けます。ダイマ時は必中になりますが威力は下がり追加効果も良くないです。
・すてみタックル :反動ダメージが痛いが高威力で汎用打点となりやすく、ダイアタックも強いです。具体的にはFCロトムやミラー、アシレーヌなどに対してです。とびひざげりのリスクを軽減しつつ打点を確保したいときに採用されます。実況者のいろは氏がガルーラ型エースバーンという動画を出しているので参考すると良いと思います。
【対策】
最速インテレオン:120族のためエースバーンより1だけ速い
HBバンバドロ@アッキ:詳しくはバンビー氏の動画を参照
HBカバルドン@アッキ:陽気ダイバーン+ダイバーン(晴れ)で低乱数(6.3%)で倒されてしまうが、あくびやなまけるでバンバドロと差別化できる
HBドヒドイデ、HBアシレーヌ:基本的にダイジェット以外の打点がない
【相性保管】
水ロトムや草ロトムがエースバーンの弱点である地面や水に対して受けが可能で上記ポケモンに軒並み強く出れそうです。また、とんぼがえり+ボルトチェンジで対面コントロールもできます。
ステロあくび展開による補助、相手のエースバーンにも強いです。しかし、水が一貫するのには注意。
ヌルアントならぬヌルエース